切手は、何枚かがつながった形(シート)になっています。シートの縁には余白があり、切手を切り離しやすいように、切手と切手の間や切手と余白の間には、小さな穴がミシン目のようにあいています。これは目打(めうち)と呼ばれ、シートから切り離した1枚の切手の周囲は、ギザギザ状になります。これが通常の切手ですが、コイル切手は、目打ちが無い状態の切手を表します。
コイル切手は、切手の自動販売機で販売されている切手に良く見られていました。機械にセットしやすいように、切手が製造されているからだそうです。
切手は、何枚かがつながった形(シート)になっています。シートの縁には余白があり、切手を切り離しやすいように、切手と切手の間や切手と余白の間には、小さな穴がミシン目のようにあいています。これは目打(めうち)と呼ばれ、シートから切り離した1枚の切手の周囲は、ギザギザ状になります。これが通常の切手ですが、コイル切手は、目打ちが無い状態の切手を表します。
コイル切手は、切手の自動販売機で販売されている切手に良く見られていました。機械にセットしやすいように、切手が製造されているからだそうです。
切手は、郵便を簡単に利用するための一方式として誕生しました。いつでも簡単に郵便を利用できることを考え、切手というアイディアが生まれました。切手を持っていれば、郵便局が閉まっていても手紙を投函することが出来ます。ですので、切手は持ち運びが便利なように考えて作られました。
そして、切手を持ち運ぶために便利な切手帳が登場しました。
切手帳は、携帯に便利なこと以外にも、優れた広告媒体としても利用されたりもしました。楽しいイラストや写真を印刷した表紙の切手帳を、盛んに発行する国・地域もあります。
日本でも、ふるさと切手を、切手帳のスタイルで販売しています。これらには、「ゆうペーン」という名称が付けられています。今日でも、各地で、美しい表紙、楽しい表紙の「ゆうペーン」が発売されています。
また、ゆうぺーんは小型切手として、分けてご送付いただく方がよくいらっしゃいますが、弊社ではゆうぺーんの同額面10面以上は、小型ではなくその他同じ金額(80円のゆうぺーんは、80円10面の記念切手)と言う括りでお買取させていただいております。
切手の周りのギザギザは、1枚をシートから切り取るときに、切りやすくするためについています。
切手が始めて発行されたときには、切り取り線はついておらず、ハサミで切るタイプのものでした。しかし、ハサミで切ると、大きさが異なったり、間違えて切手しまったりなど使い勝手が悪かったので、目打ちをつけることになりました。
シールタイプの切手は切り取る必要がないので、ついていません。
日本で発売されたことはありませんが、額面が書かれていない切手が海外で発行されています。郵便料金改定の決定が間に合わないことを予想し印刷されましたが、現在では基本料金などの郵便料金に使用できることを永久保証して発行される場合が多いです。
インフレーションの激しい国では、郵便料金の改訂が多いため、料金が変わっても普通切手を新規に発行すると経費がかかり、また在庫の切手が売りさばけなくなって、切手が無駄になるなどの欠点をなくすなどの、コスト削減のため、使用されています。
1円切手は、現在発行されている普通切手の中で、一番額面が低いものになります。 この1円切手に描かれている人物は、「郵便制度の父」、前島密です。前島密は、郵便関連のほかにも、江戸遷都、国字の改良、海運、新聞、電信・電話、鉄道、教育、保険などのさまざまな功績を残しています。
一部の業績ですが、「漢字御廃止之議」という建議書を将軍徳川慶喜に漢字廃止之議を提出し、国民の間に学問を広めるべく、難しい漢字を廃止し、ひらがなを国字とすべきであると主張し、全てひらがなで書かれた新聞を発行したりもしています。(国字の改良、新聞)
前島密=郵便の創業者というイメージが強いですが、その他にも様々な功績を残しているのですね。
また、、「郵便制度の父」とも呼ばれる偉大な方なのになぜ、1円なのだろう?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
1円切手が発行された当時、はがきは50銭、封書は1円20銭で、1円という額面は、両方の金額の中間という中途半端でしたが、速達や書留の場合の取扱料金でした。また1951年11月1日には、
第3種郵便物100gの料金が、80銭から1円に上がったこともあり、このころは使い勝手のよかった切手となっていたようです。
その名残で、今でも1円切手として発行されているようです。