水はがし

郵便物に貼られた切手を、紙からはがす方法のことを、水はがしといいます。

切手の周りを少し残し、ハサミなどで切り取った後、ぬるま湯などに浸し切手の裏糊を落とします。水替えを数回繰り返した後、日陰で乾かします。切手が丸まった際は、本にはさむなどして矯正します。

特別日付印

普通日付印に対して、記念のために押される消印のことです。差出人が希望したときに押されます。現在は、特印、小型印、風景印、初日印の4種があります。

普通日付印

郵便物の引受け、到着の際に押印するなど、郵便物の取扱いにあたって日常的に使われる通信日付印のことです。

和文印、欧文印、ローラー印、機械印などがあり、郵便物には、料金別納などの場合を除いて、どれかが必ず押印されます。

野戦郵便局

戦地に設置された軍事郵便取扱郵便局のことです。

軍事作戦に参加する部隊の将兵に便宜を図るため、このような移動郵便局が設置されることがあったようです。

 

年賀状の由来

新年の初めに届く年賀状。

年賀状の始まりは、年始の挨拶に行くことでしたが、遠くて年始に行けない方に挨拶を書いた手紙を送る、ということから始まりました。

年賀状として一般的に広まったのは
昭和24年に郵政省がお年玉付き年賀はがきを発売してからです。

コイル切手

切手は、何枚かがつながった形(シート)になっています。シートの縁には余白があり、切手を切り離しやすいように、切手と切手の間や切手と余白の間には、小さな穴がミシン目のようにあいています。これは目打(めうち)と呼ばれ、シートから切り離した1枚の切手の周囲は、ギザギザ状になります。これが通常の切手ですが、コイル切手は、目打ちが無い状態の切手を表します。

コイル切手は、切手の自動販売機で販売されている切手に良く見られていました。機械にセットしやすいように、切手が製造されているからだそうです。