キタキツネは、北半球に広く生息するイヌ科キツネ属アカギツネの亜種で、
日本では北海道に生息しています。

本州から九州にかけては、別の亜種のホンドキツネが住んでいます。

中型犬くらいの大きさに見えますが、体重は4〜6kgしかありません。
長いしっぽと大きな耳が可愛らしいです。

警戒心の強い動物ですが、近年では人馴れし、住宅地にも現れます。

ニホンジカは、7つの亜種がいて、体長100～150cm程。日本全土に生息しています。

体毛は夏に茶色、冬には灰褐色へ生え変わります。
夏毛には白い斑点があり、鹿の子模様と呼ばれます。

雄には角があり、春に抜け落ちますが、再び生え変わります。
雌と子どもを中心に群れをつくり生活するのが特徴です。

Nipponia nipponという学名がつけられているトキは
全長約７５㎝の大型の水鳥で、赤い顔と湾曲したくちばし、
後頭部の冠羽、「朱鷺色」と呼ばれる翼などの
鮮やかな色をした見た目が特徴です。

東アジアに広く分布し、日本列島の各地に生息していましたが、
明治以降に急激に数が減り、国内では１９８１年に野生絶滅しました。

中国から贈られた２羽を始祖として、国内での人工繁殖が進み、
佐渡島で野生復帰に向けた放鳥が行われ、
佐渡島内には１００羽を超えるトキが生息しています。

地球上で最も北に生息するサルとして国際的にも有名なニホンザル。

日本固有の野生動物で、本州、四国、九州とその周辺の島に分布します。

植物の葉、果実、昆虫などを食べる植物中心の雑食性です。

雌は生まれた群れで一生を過ごすのに対し、
雄は成熟する頃に生まれた群れを離れ、
異なる群れに加わります。

小柄で背中にある黒い５本の縦じまが特徴のシマリスは、
アジアからヨーロッパ、北米に２５種類生息しております。

主に地面で暮らします。食べ物を運ぶのに便利なほおぶくろを持ち、
ドングリを詰め込み、冬眠のための巣穴へ何度も運んで貯え、春までの食料にします。
巣穴だけでなく、森の地面にもあちらこちらに小さな穴を掘ってドングリなどの種子を埋めて貯えます。

そのまま食べ忘れられたドングリは、芽生えて成長して行きます。

ペットとしても人気のシマリスが、この度３円切手になりました。

切手印面に特殊なフィルム加工をし、角度をかえて見ると図案が異なってみえるよう
印刷した切手のことです。

１９４５年～１９７２年の間、アメリカ軍の統治下にあった沖縄で使用された切手のことを指します。「沖縄切手」とも呼ばれます。
沖縄独自の文化を反映した、独特のデザインが受け人気が高まり外貨獲得にも大きな役割を果たしました。
しかし、沖縄県の復帰に伴い１９７２年で使用が停止されました。